えひめのスマ「媛スマ」について

えひめのスマ「媛スマ」ってどんな魚?

スマとは?

スマは、スズキ目サバ科スマ属、小型のマグロ類で肉食で、インド洋·太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する南方系魚類です。一般サイズは体長60㎝、体重3~4㎏、大きいものは、体長1m、体重10kgに成長します。築地など中央市場には殆ど入荷されず、主に水揚げ産地で消費される稀少魚です。

体は紡錘形で、体側の後半部に鱗はなく、トラ模様胸鰭下にみられる数個の黒い小斑点が最大の特徴です。これが灸の跡のように見えることから、西日本では広く、ヤイト、ヤイトカツオ、ホシカツオ、オボソと呼ばれるほか、地方ではスマガツオと呼ばれています。

食味は、さっぱりした脂のりの中トロで、 刺身、炙り、漬け等の料理のほか、酢飯にあいます。

図:お腹に斑点、背中にトラ模様があるスマの写真に、普通のものは60cm 3〜4kg、大きいものは1m 10kgの説明。

「媛スマ」とは?

「媛スマ」は、愛媛県産の養殖スマを包括した愛称です。愛媛には「伊予の媛貴海」というスマのブランドがありますが、媛貴海以外のスマも他の産地と差別化するために、「媛スマ」を命名しました。

図:大きい円「媛スマ」の中に、小さい円で「媛貴海」が含まれている

えひめのスマの関係イメージ図

赤ちゃんから海にでるまで

1 写真:水槽でスマが泳いでいる

育成水槽の中の排卵前の優良親漁です。海上の水温はまだ冷たいけど、早期種苗生産に向けてスタンバイです。ちなみに1歳児です。

2 写真:ホルモン打ちと親子鑑定の様子

ホルモン打ちと親子鑑定で、早期種苗(しゅびょう)の優位性が出て来るよね。研究者達の新たな命の吹込みの挑戦がはじまりました。がんばって!

3 写真:受精卵の収穫の様子

受精卵の収獲だけど、排卵タイミングがあるようで、時間(産卵時間帯)通リにはいきません。日によって違うみたいです。

4 写真:濾過水槽の外観

「いのち環境」濾過水槽が凄い。クリーンで安全な海洋水が豊富にあるので、新たな技術を支えています。

5 写真:授精卵孵化水槽の外観

「いのちの環境」授精卵孵化水槽。ゆりかごのようなビック水槽で、新たな息吹の誕生に感激!これって優良親魚選抜のスマ仔魚(しぎょ)です。

6 写真:専用の網を使ってサイズごとに選別している様子

サイズごとの選別。赤ん坊を触るタッチで、稚魚を幾つかのタンクに選別します。しかし、この時期は共食いが多くて、研究者は目を離せません。

7 写真:たくさんのスマの赤ちゃんが泳いでいる

とても良い動きをしていて、元気です。サイズごとの選別後は、給餌を速始めないと、生き残れません。

8 写真:ホースを使いサイホンで、スマの赤ちゃんを吸い上げている

沖だしの作業が始まりました。ホースを使いサイホンで吸い上げます。魚に傷つかずに海洋の生け簀まで流し込まれます。

9 写真:飼育場施設の外観

陸地の飼育場施設から手前の中間育成用の生け簀まで150メートル以上あるけど、魚にとっては快適にホースの中を泳ぎきっています。

10 写真:沖にでたスマの様子

沖だし完了!これから少しの期間中間育成するけど、成長が結構早いので、直ぐにでも養殖生産者に出荷することになります。大きくなりますように。

11 写真:7人ほどのスタッフで池入れ作業

活魚船が中間育成した筏に横付けしました。生産養殖場の池入れの為、出荷作業しています。かわいい子供に旅をさせるようですね。

12 写真:大きな生簀にスマを放っている

大きな養殖用生け簀に放たれたけど、かなり広い生け簀です。年内には出荷サイズに仕上がります。

「媛スマ」の成長を動画で見てみよう

写真:宇和海の海が広がっている

「媛スマ」に関わる人たち

「媛スマ」に関わる生産者、料理人、研究者に、スマについてお話いただきました。
それぞれの角度から見た「媛スマ」をご覧ください。

写真:スマの写真、テキスト未来の食卓により美味しい魚を
本編
  • 写真:船でスマを引き上げている様子
    生産者編
  • 写真:調理したスマに味付けをしている様子
    料理人編
  • 写真:研究者が顕微鏡をのぞいている様子
    研究者編