テキスト:水産王国愛媛からの挑戦

写真:宇和海の写真
イラスト:愛媛の地図

スマをモデルに、
水産養殖業を成長産業へ

愛媛大学と愛媛県が、水産養殖王国愛媛発、「スマ」をモデルとした新養殖産業創出と養殖産業の構造改革を実施するプログラム。

写真:宇和海

事業概要・推進体制

愛媛大学と愛媛県は、『えひめ水産イノベーション・エコシステムの構築』~水産養殖王国愛媛発、「スマ」をモデルとした新養殖産業創出と養殖産業の構造改革~という課題で平成29~33年度の5年間このプログラムを実施することになりました。

このプログラムを含めた私たちの将来の到達目標は、『選抜育種した優良品種による完全養殖を主要全魚種で達成』し、それにより天然資源に優しい養殖、生産性向上、周年安定出荷、高品質化による天然神話打破、世界的需要への対応等を実現し、世界をリードする真の完全養殖産業を日本に創出することです。このような高い目標に向けた大きなステップとなる本プログラムでは、以下のように、スマをモデルとした技術を開発し事業化を目指す事業化プロジェクト、宇和海における水産業の基盤を強化するための基盤構築プロジェクト、そしてこれらを支援する事業プロデュース活動を推進します。

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写真:スマ

事業化プロジェクト

事業化プロジェクトは、「高品質『スマ』による大型養殖産業創出」を課題としています。私たちは、すでにスマの完全養殖と早期種苗生産による高成長化技術を開発し、生産・販売に繋げていますが、本プロジェクトで目指すのは、「①品質のよいものを、②たくさん作る」技術を開発することです。①に向けては、高成長品種や低温耐性品種など、優れた形質を持ったスーパーエリートを選抜し、バイオテクノロジー技術を用いて効率的に生産する技術を開発します。また②では、種苗大量生産のための栄養化の高い「動く人工餌」の開発や、養殖用の餌として、食用にしない低価格魚をミンチにしたウィンナー型餌の開発を目指しています。

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